2017年7月29日の練習記録
大久保先生がご不在で、団内練習を行いました。
定演までの練習回数がゲネプロを含めても残り7回となり、出席者の気持ちも引き締まっていました。
前半の7時半までは高音2声と低音2声に分かれ、戸田リーダーと北澤リーダーのご指導で2つの部屋で練習が行われました。新しく楽譜を配られた「柴の折戸」と「小さな空」の音取りから始まりました。続いて前回までの練習で残った課題、先生から指摘された修正点に取り組みました。特に「LOVE」の最終曲「愛燦燦」の最後と、ミッチ・ミラーの「The Great Escape March」の歌詞発音を入念にチェックしました。
後半は北澤リーダーのご指導で、「小さな空」と「柴の折戸」を初めて合わせました。最初にしては良いハーモニーができたと思います。他のパート・和音をよく聴くようにとの指示がありました。(特にトップは主旋律ばかりで抑えめに歌う方がよい面があります。)
続いてミッチ・ミラーから前回の練習で進めなかった「On The Sunny Side Of The Street」、「In The Chapel In The Moonlight」「The Great Escape March」を1曲ずつチェックしながら復習しました。楽譜を追っていては曲の流れについていけなくなりますので、早く英語の歌詞に慣れる必要があります。(何度も言われていることですが、、、。)
全体を通して熱の入った実りある練習ができました。
以上です。 by セカンドテナーの記録係
2017年7月23日の練習記録
自主練習は行われず、5時半からの写真撮影の後で、大久保先生のご指導に長山先生のピアノ伴奏が入り、ミッチミラーを練習しました。
全6曲を通しで歌った後で個々の曲の見直し・修正を行っていきました。
詳細のチェックと改善練習は3曲目の「Beautiful Ohio」途中で終わり、課題の再チェックと残りの3曲練習は次回以降に行います。
以下に注意点をまとめます。
全体を通して、曲想に合わせた歌い方をすること(楽しい曲は楽しそうに、優雅な曲は優雅に聴かせたい)が大切です。
曲によっては揺らしたりして表現を豊かにしていきますので、曲想を理解し指揮をよく見て歌い方を合わせていきましょう。
英語の発音については佐藤晄さんからアドバイスがあり、特に「The Great Escape March」の個別の部分での修正点が指摘されました。
「メイベル」ではなく「メイベゥ」、「フィックル」ではなく「フィクゥ」、「ニッケル」ではなく「ニコー」など、英語らしい発音にしましょう。
「Sing Along」
1拍めと3拍めを強く歌い、ベタッとならないように気分を乗せて英語らしく歌いましょう。
中声部(セカンドとバリトン)の頑張りが求められます。
1. 9小節目などに出てくる「♪メロディー♪」の「ロ」はオ母音で口を丸くして発声する。
17小節目、41小節目、49小節目でも同じ。
2. 10小節目「♪スター♪」や15小節目「♪ラブ♪」、16小節目「♪シング♪」など、
1拍目と3」拍目を強める。
3. 26小節目「♪ダディダー♪」の最後「ダー」や28小節目「♪ドゥディドゥ♪」の最後「ドゥ」を
強くする。
34小節目、36小節目でも同じ。
4. 37小節目「♪アンビフォア♪」からははっきりと力強く!
5. 40小節目「イン」でストレスをかける。
6. 59小節目「♪シーン♪」のi(イ)母音がe(エ)にならないようにし、綺麗な和音を聴かせる。
「If You Knew Susie」
大久保師匠からは「新しいセンテンスを感じさせる歌い方」との指示がありました。
1. 6小節目「♪スーズィー♪」は押した「ジー」にしないよう発音に気をつける。
その前の「♪ニュー♪」から盛り上げていきます。
2. 23小節目からの「♪ボーク♪」で盛り上げて続く「♪バック♪」につなげる。
次の「♪ヨンカース♪」の「カース」でも同じ。
「Beautiful Ohio」
「揺らす」・・・付点四分音符よりも長い音は広げていきます。
ワルツのリズムで、強・弱・弱の拍を活かしましょう。
16小節目辺りで時間切れとなり終わりました。
1. 歌いだしの9小節目「♪ドゥリティン♪」はぶつけずに柔らかく入る。
2. 11小節目「♪ムーンリッ ストゥリーム♪」は「リット」を弱く、
「ストゥリーム」ではニュアンスを感じて柔らかく歌う。
3. 15小節目「♪グローリー♪」の「リー」は柔らかく。
以上です。 by セカンドテナーの記録係
2017年7月15日の練習記録
4時半から北澤リーダーのご指導で自主練習が行われました。
「LOVE」の全8曲を練習し、特に苦手なリズムの部分は繰り返しながら改善していきました。
6時からは通常練習で大久保先生のご指導に長山先生のピアノ伴奏が入り、「LOVE」を練習しました。
全曲を通しで歌った後で個々の曲の見直し・修正を行っていきました。
以下に注意点をまとめます。
「ゴンドラの唄」
4小節ブレスです。カンニングブレスはそっと取りましょう。
歌いだしから重心を前にして音が下がらないように気をつけてください。
1. 6小節目の歌いだし「♪いのちーみじーかし♪」は「いのち」で入ってから音程を
調整するのではなく、最初から正しい音程で入る。
2. 8小節目「♪おとめー♪」は「お」を開き直す。
3. 14小節目「♪あつき♪」は「あ」の前で息をしっかり入れてはっきりと入る。
4. [バリトンとバス] 18小節目「♪あす♪」からは音程が下がっていくが、下がりながらも広げていく。
「東京ブギウギ」
1. 27小節目の歌いだしは4声が揃うので同じ音をまとめる。
2. 29小節目最後の「♪わくー♪は裏拍の「く」で弱めず、「-」を2拍でスパッと切る。
3. 38小節目でトップ以外の「♪あのーうた♪」が重くならないようにする。
4. 39小節目「♪ふこうー♪」の「こうー」は弱めずアクセントをつける。
5. 40小節目「♪こいーとー♪」の「とー」は拍数分の勢いをそのまま保つ。
6. [セカンド] 42小節目「♪もゆるここーろ♪」勢いをつけて踊るように歌う。
7. 45小節目「♪うたごえに♪」でアクセントを極端につけない。
8. 47小節目からは各フレーズの最後(「よー」「もー」「でー」)を強めにはっきりと歌う。
同様に、53小節目からも各フレーズの最後(「くー」「たー」「たー」)を強くはっきりと!
9. 58小節目の「ギ」は1拍できちっと切る。
10. 59小節目「♪うたえおどれよ♪」からは勢いをしっかりと保ってつなげる。
「恋のバカンス」
この曲の途中でも何度か「重心を前に!」と注意されました。
1. 71小節目「♪きんいろに♪」の「い」をはっきり発声する。
2. [テノール系] 75小節目からの「♪lu...♪」は主旋律でないので弱めにする。
3. [ベース系] 74小節目最後からの「♪はだかで♪」からは前にしっかりと声を響かせる。
4. [ベース系] 80小節目「♪よせて♪」の「よ」はO母音を、
「♪ささやいた♪」の「は」はA母音をはっきり!
5. [テノール系] 80小節目「♪ほほよーせー♪」の「よ」は流れで弱くする。
6. [セカンド] 92小節目「♪こいの♪」は「こ」のK子音をはっきりさせる。
「瀬戸の花嫁」
ソロではフレーズの終わりで弱めないようにとのリクエストがありました。
1. 114小節目から「♪わかいと♪」で「い」を強めずにストンと歌う。
2. 131小節目でトップ以外、「♪おとこ♪」の「こ」を強くしない。
「夜明けのスキャット」
1. [セカンドとバリトン] 156小節目「♪ルルルル♪」を優しくしっかり入る。
2. 168小節目後半と170小節目後半はピアノ伴奏に合わせて広げていく。
3. [セカンド] 170小節目「♪あいのうた♪」と171小節目「♪ひびくー♪」は広げていく。
「喝采」
フレーズの終わりで裏拍をはっきり発声します。
例えば、192小節目「♪わたーしにー♪」の「にー」、193小節目「♪とーどいたー♪」の「たー」、197小節目「♪ありましたー♪」の「たー」、202小節目「♪のこしー♪」の「しー」。
同じく、212小節目「♪たたーずみー♪」の「みー」、213小節目「♪もーふくのー♪」の「のー」。
1. 199小節目「♪あれはさんねんまえ♪」は軽やかなリズムで歌う。
2. [セカンドとバリトン] 204小節目「♪きしゃに♪」の「き」をはっきり!
3. 206小節目「た」は4拍でスパッと切る。
「どうにもとまらない」
とにかく乗りのよいリズム感が大切です。
1. 233小節目「♪うぶなのさー♪」の「さー」をしっかり、特にS子音。
2. 237小節目の「さ」、246小節目「か」ともに4拍を弱めずに伸ばす。
3. [セカンド] 248小節目「♪ああはなになるー♪」は前に突っ込む感じではっきりと歌う。
4. 258小節目「♪どうにもとまらない♪」は1音ずつをはっきり発声する。
「愛燦燦」
8分の12拍のリズムに慣れてきた感じがします。
1. 273小節目「♪ながーしたりーして♪」で4声が揃うので広げていく。
2. 274小節目最後から「♪ひとはー♪」に息をしっかり吸って強める。
3. 278小節目で4声がしっかりクレシェンドする。
以上です。 by セカンドテナーの記録係
2017年7月9日の練習記録
4時半から北澤リーダーのご指導で自主練習が行われました。
「唱歌の四季」から「雪」と「夕焼小焼」を仕上げるべく徹底して練習しました。
「雪」ではベース系の「♪コンコンコンコン♪」のリズムと音程合わせで向上が見られました。
6時からは通常練習で大久保先生のご指導に長山先生のピアノ伴奏が入り、「雪」「夕焼小焼」に続いて「五つの断章」から「朝明」「希望」を練習しました。
以下に注意点をまとめます。
「雪」
軽やかで明るい雰囲気が大切です。
全体の流れとして、最初は抑えめにして25小節目「♪かれき♪」から強く、29小節目「♪ゆーきやこんこ♪」からはピアノ主導で歌はmpで活き活きと、41小節目「♪ねこはこたつで♪」から歌主導で強めます。
1. 歌いだしの「♪ゆーきやこんこ♪」は4声が揃うのでmpくらいの音量でよい。
2. 19小節目「♪ずんずん♪」の最初の方は「ずーン」で「ン(n)」をしっかりと発声する。
59小節目でも同じでマルカートを意識する。
3. 51小節目「♪コーン♪」の2小節目「ン」はn(エヌ)でここでクレシェンド。
4. 53小節目「♪ゆーきやこんこ♪」からは短い音符(十六分音符)を短めに、かつレガートで歌う。
5. [トップとセカンド] 85小節目「♪コンーー♪」ははっきり、スポンと入る。
6. [バリトンとバス] 89小節目からはしっかりmpに弱める。
7. 93小節目「♪コン♪」または「♪こん♪」の音程を正確に!
【これは次回の事前練習での課題となりました。】
8. 94小節目からテンポを速めるので指揮をよく見る。
「夕焼小焼」
皆が歌詞もよく知っているので歌は言葉よりも雰囲気を大切にしましょう。
昨年の練習を思い出し、出だしは「ゆ」(「ゆ」と「よ」の中間くらい)の口の形を保ったままでつなげていきます。
【重要】4小節ブレスで歌い、カンニングブレスは音を立てないように注意してください。
1. 2小節目と3小節目の間でブレスせず抜かずにつなげる。(4小節ブレス!)
6小節目と7小節目の間も同じで、この曲全体を通してブレスに気をつける。
2. [トップとセカンド] 6小節目最初の「み」(A音程)は上から取る。
3. 16小節目の終わりまではピアノが主役で歌は我慢しておく。
17小節目から楽譜上ではmfとなっているがmpの気持ちで歌い、20小節目終わりまで我慢する。
4. 21小節目から体を広げてしっかりと声を出して歌う。
5. 29小節目の「♪しょう♪」は体をしっかり保ち、そのままつなげて抜かない。
「朝明」
前回の続きで28小節目から練習を始めました。
1. 29小節目「♪いまし♪」は「い」の出だしが早すぎないように合わせ、「ま」では上に広げる感じにして緊張感を出す。
2. 30小節目「♪いもうとの♪」最後の「の」で遅くするので指揮をよく見る。
3. 32小節目「♪こし♪」からテンポを緩めるので指揮をよく見ること!
【重要】「♪こし♪」はバリトンとバスの4人だけが歌うことにし、それ以外の人は「♪ものを♪」の「も」または「の」(テノール系)から入る。
「の」でクレシェンドをかける。
「希望」
この歌にはセンスが大切です。
恋する人と手を取り合っていける喜びが根底にあるのでしょうか。
1. 11小節目最後の「♪かおも♪」はmpにはっきりと弱め、レガート(スラ―)で歌う。
2. 13小節目最後の「♪うちいでーてー♪」からマルカートで、「てーー」がベタッとならないようにする。
3. [トップとセカンド] 19小節目「♪アマーリリス♪」は「ア」をしっかりと入り、優しい雰囲気で歌う。
最後の「リス」は「リー」を伸ばした後に無声のs(ス)を添える。
4. [バリトンとバス] テノール系と同じくレガートで優しく歌い、「リス」は「リー」を伸ばした後に無声のs(ス)を添える。
5. 23小節目「♪まばゆーき♪」の三連符「ゆーき」の真ん中「-」をしっかりとふくらませるくらいに出す。
6. 32小節目「♪はー♪」は圧力をかけていく。
7. 【重要】33小節目「♪てとり♪」からはテンポをゆっくりにするので指揮をよく見ること!
最後も明るい気持ちで歌う。
以上です。 by セカンドテナーの記録係