2016年6月26日の練習記録
今回も大久保師匠ご不在で、北澤リーダーのご指導で練習が進められました。
前半はテノール系(戸田リーダー)とベース系(北澤リーダー)に分かれて、新たに「五つの断章」の中から「野辺」と「舟唄―片戀」の音取り練習を行いました。時間に少し余裕ができて「雪」も一部練習が行われました。
練習後にすぐ、今回も北澤リーダーから練習速報が出されました。
以下に添付します。
================= 北澤リーダーの練習速報はじまり =================
珍しく「高音部」の出席率高く、御同慶の至り!
A.『五つの断章』
1.『野辺』の音取り(全曲)
高音部:
「非メロディー」感のせいか、「パート練習」をタップリやったにも拘らず「音外れ」多し。
それほど難しい音程は無いのだが、いつもの「メロディーの安易な音の動き」とは異なるので、
「外れっ放し」のリスク大。
「何故に汝は泣く 暖かに夕陽匂い タンポポの やわき溜息 野に蒸して 甘く 散らばう」
=「ドドーファファソラミソー レララソファソソラファラソ シラソララ ソソソミソシラシラ
ソーラミレドミ ソミドドレド」と「臨時記号」一切無しだが、全くいつも歌った事の無い音の動きゆえ、
正確な音取れず。特に「暖かく」の「レ」が殆ど取れず。次回までに「森川氏苦心音取り労作」を
有効に使って、ちゃんと音が取れるようにして来てちょ!責任重大でっせ。
低音部
概ね良好。二手に分けて確認したが「なかなかやるやん!」。
唯一の難関はバスの「19・20小節」の音の動き。
「森川労作」有効活用請う!
2.「舟唄―片戀」(48小節まで)
高音部:
「シ」の音に♭が付く場所と付かない場所との歌い分け、今一歩??
(果たして解っているか・徹底されているか否か、いささか判断出来なかった)
これも「森川労作」でしっかり身に付けて来てちょっ!
低音部:
概ね良好。
B.『雪』
高音部:
概ね良好(ナゼナラ メロディー多し!)
低音部
「3」の伴奏部以降が課題。
一回目の練習では雲散霧消。二回目ようやくで姿現す。
ここは最も聴かせ処。だって「メロディ」なんか誰でも歌える。
それを豊かに支え、単調さを救うのが低音部。ここが正確に
歌えねば意味なし。一回目の練習からバチッと歌えないと
本番では通用しない。これも「森川労作」最大活用請う!!
兎に角この曲は低音部次第。心してちょっ!!
「以上をシッカリ理解出来、キチンと自分で練習出来て、それなりに
成果を上げられる方」は下記の「脳卒中リスク」など皆無でありんす!!
「どうせやったって出来ないよ」とか「俺は練習しなくても出来る」
という「諦め・無気力」または「自己誤認」の人は「脳卒中・心筋梗塞」リスク大!
さて、あなたはドッチ??? 「手軽にチェックできます」。
低音部Supervisor・北澤
================= 北澤リーダーの練習速報おわり =================
合同練習でテノール系は特に音程に正確さが欠けていましたが、階名読みも行ってある程度までは上達したかと思います。
次回からは大久保師匠のご指導で「五つの断章」の練習が始まります。
今回の練習音源と既に展開済みの電子音源も合わせて自主練習にお役立てください。
以上です。 by セカンドテナーの記録係
2016年6月18日の練習記録
北澤リーダーのご指導で「唱歌の四季」の主に「紅葉」と「雪」を練習しました。
特にテナー系の出席者が少なくコーラスとしてバランスがいまひとつの面もありましたが、2グループに分かれてお互いに聴きあうなどの工夫もありレベルがまた一歩向上したものと思います。
練習のまとめとして「唱歌の四季」の5曲を続けて通しで歌いました。
5曲を通すのは確か初めてのことで、歌えたことで安心感が出てきた気がします。
練習後にすぐ、北澤リーダーから練習速報が出されました。
こちらは従来の練習記録と同じように注意点などをまとめておきます。
「雪」
1. 付点八分音符と十六分音符の組み合わせでは3:1のリズムを守る。
2. 19小節目「♪ずんずんつもる♪」のようなリズムでは最初の「ず」や「つ」を跳ねるくらいで歌う。
3. [ベース系] 38小節目に入るページめくりの箇所で遅れないようにする。
4. 43小節目「♪まるくなる♪」の後半で遅くならないようにする。
5. [テナー系] 61小節目「♪やーまも♪」の出だしが遅れないようにする。
65小節目「♪かれき♪」でも同様に出遅れない。
「紅葉」
転調する箇所で正確な音程を取るのに戸惑いが感じられましたが、繰り返し練習により安定したように感じます。
次回は始めからぴたりと合わせたいですね。
以上です。 by セカンドテナーの記録係
2016年6月12日の練習記録
大久保師匠のご指導で「唱歌の四季」の「紅葉」と「雪」を練習しました。
地道な音取り練習の成果で、転調箇所での入りもだいぶ安定してきたように思います。
綺麗なハーモニー実現のために各パートで気づいた課題を少しずつ達成していきたいですね。
以下に注意点などをまとめておきます。
「紅葉」
B.O.がテナー系で32~34小節目、ベース系で36~39小節目に出てきますが、今はハミングで歌い今後の状況を見ながらハミング以外に変わる可能性があります。
1. [セカンド] 25小節目「♪みずのうえ♪」の「え」(Cフラット)は低めに(暗めに)取りストンと下りる。
2. [バス] 46小節目「♪すそーもよう♪」の「も」(Bナチュラル)は高めに取る。(次の「よう」につなぐ上で重要な音)
3. [セカンド] 50小節目の全音符(Cフラット)は高めに取る。
パートごとに細かな注意事項は出されましたが、ほとんどは修正されていましたので次回以降も守っていきましょう。
「雪」
譜面上ではずっとフラットがひとつで通していますが、実際には部分的に転調相当のハーモニーがあるようです。(45~52小節目と85小節目以降?)
1. [バリトン] 25小節目「♪がれき♪」の出だし「が」の音程は取りにくいが、前の小節「♪ルンルンルン♪」の
最初の「ルン」の音に戻ることで音が取れる。
2. 27小節目「♪はながさく♪」の「が」ではバスのBフラットの響きを大切にし、バスはこの音程を低めに
取るようにする。
3. [バリトン] 36小節目「♪ルーン♪」は「ルー」を付点四分音符(1拍半)、「ン」を八分音符(半拍)とする。
4. 43小節目「♪まるくなる♪」はフランス的な和音、エスプリを感じさせる。特に最初の「ま」の和音は大切にする。
5. 70小節目「♪こん♪」の音は高いのでファルセットでもよい。
長音の「♪ルーン♪」「♪コーン♪」で終わりの「ン」を出すタイミングについては師匠からの指示に従い、バラバラにならないように合わせる必要があります。
以上です。 by セカンドテナーの記録係
2016年6月4日の練習記録
4週間ぶりに大久保師匠のご指導で「唱歌の四季」の残り3曲(朧月夜、紅葉、雪)を練習しました。
最初に3曲を通して歌い、団内練習の成果を師匠に聴いていただきました。
結果は・・・いまひとつの部分がいくつもありました。
小高根様(セカンドテナー)と佐藤晄様(バス)、それに田中様(バス)が戻られて活気ある練習になりました。
多くの仲間と一緒に歌えるとテンションが上がり喜びもひとしおです。
以下に注意点などをまとめておきます。
「朧月夜」
1. 20小節目「♪はるかぜ♪」の「る」でクレシェンドして続く「か」でのdiv.に備える。
2. 22小節目「♪そーらを♪」ではバス以外がクレシェンドし、バスもマルカートで広げながら下りる。
3. [テノール] 29小節目最後の「の」は上から入って次の「ほ」へつなげる。
4. [バス] 29小節目でDナチュラルの音程が低すぎないように気をつける。
5. [セカンド] 33小節目からの「♪A---♪」は平べったい声で発声する。
6. [テノール] 36小節目(1/4拍)のF(トップ)とDフラット(セカンド)の音はストレスをかけてしっかり出す。
7. 36小節目(1/4拍)で少しリタルダンドをかけるので気をつけておく。
8. [セカンド] 37小節目のEの音は次元が変わったように明るく広げる。
9. [バス] 38小節目の「の」(Cナチュラル)と39小節目の「も」(Aナチュラル)の音は重要なので目立たせる。
10. [セカンド] 39小節目の「♪もー♪」で下がりながらクレシェンド。
11. 39小節目最後の「か」では全パートでクレシェンド。
12. 40小節目でバス以外は「ね」で抜かずにぶつかる音を聞かせる。
バスは「お」(Aシャープ)の音を目立たせる。
13. [バス] 42小節目最初のDシャープの音は他とぶつかるのではっきり聞かせる。
14. [セカンド] 43小節目「♪める♪」で半音下がる箇所ではセカンドが自己主張する。
15. [バス] 46小節目「♪なくね♪」の「な」でバスだけが半音上がるので、バスの音をしっかり出して
和音を感じさせる。
16. [テノール] 52小節目からの「♪づきよ♪」はファルセットで発声する。(できれば)
「紅葉」
19ページまでで時間切れとなりました。
1. [バス] 14小節目のDの音はバスの音程が和音に大切なのでしっかり聞かせる。
この音程は低めに取る。
2. 21小節目の転調箇所では4声の和音をしっかりと聞かせたい。
3. [バリトン] 22小節目で1拍目のDナチュラルの音をぎりぎりまで(1拍分)キープする。
4. [テノール] 22小節目「の」は抜かずに広げてしっかりつなげる。
以上です。 by セカンドテナーの記録係