2017年4月29日の練習記録
16:30からの事前練習では北澤リーダーによるご指導で、「LOVE」の最後の曲(愛燦々)から前に遡って歌いながら、上手くできない箇所を修正していきました。
リズムの取れていない部分は何度も繰り返して練習し、だいぶ改善されてきました。
事前練習の効果は大きかったようです。
大久保師匠が交通渋滞に巻き込まれて到着が若干遅れましたが、通常練習は長山先生のピアノ伴奏が入り「LOVE」を初めて合わせました。
最初に全曲を通して歌い、師匠にはある程度の評価をいただきました。
続いて曲ごとに確認しながら修正を行っていきました。
全体を通して、「楽譜に書かれたこと(今回は特にテンポ/リズム)を守るように!」との指示がありました。
何度も言われているように”マルカート!”で歌うことが大切です。
また、付点のついた音符や二分音符などで長く伸ばす音はしっかり伸ばしましょう。
以下に注意点をまとめます。
「ゴンドラの唄」
1. [バリトン] 17小節目「♪にー♪」で後の音(Fシャープ音程)にしっかり下がる。
2. 付点四分音符を拍数分だけ伸ばす。
「東京ブギウギ」
跳ねるようなリズム感が大切で、以前の練習で指示されたように息のスピードを感じさせることを意識しましょう。
途中で言葉があいまいにならないようにはっきりとした発声が必要です。
1. 28小節目「♪こころ♪」の出だしの「こ」や29小節目「♪わくわくー♪」最後の「く」などを
はっきり出す。
(この注意事項はこの曲全体に共通)
2. [バリトンとバス] 34小節目「♪ブギの♪」は勢いをつけてはっきりと入る。
3. [バリトンとバス] 35小節目「♪おどりはー♪」で「はー」のリズムをしっかり取る。
4. [バリトン] 41小節目「♪ブギのメローディー♪」ははつらつと聴かせる。
(ここはバリトンの聴かせどころ!)
5. [トップとバリトン] 43小節目からの「♪dun♪」は「ドゥンー」のように「n」で伸ばす。
6. [セカンド] 45小節目の「う」をかっきりと聴かせる。
7. 45小節目の「♪うたごえに♪」は4声の和音を綺麗に聴かせる。
8. 47小節目「♪おどろよー♪」は跳ねるように軽やかに、「よー」をはっきり勢いよく出す。
同じく48小節目「♪こよいもー♪」の「もー」と49小節目「♪したでー♪」の「でー」も
はっきりと勢いよく!
「恋のバカンス」
マルカートで歌うことをお忘れなく!!
1. 64小節目「♪ようなー♪の「なー」や66小節目「♪くちづけにー♪」の「にー」は
後の四分音符の長さまでしっかりと伸ばす。
(「な」や「に」でバタッと切らないこと!)
72小節目「♪かがやくー♪」や74小節目「♪うえでー♪」、さらに87小節目からの
同様パターンでも同じ。
2. [トップ] 77小節目最初の「ぎょ」(Cシャープ音程)は高めに取る。
3. [トップとセカンド] 80小節目「♪ほほよーせー♪」と82小節目「♪やくそーくー♪」は
跳ねるように歌い、後の四分音符の長さまでしっかりと伸ばす。
4. [バリトン] 86小節目の「う」(Fシャープ音程)をしっかり発する。
5. [バリトンとバス] 86小節目「♪ああ♪」は上からはっきりと力強く出す。
6. [セカンド] 92小節目「♪こいの♪」の「こ」(C音程)が重要なので出だしをはっきりと聴かせる。
7. 94小節目「♪バカンス♪」はひとつずつの音をはっきりと発声する。
8. [セカンド] 94小節目「バカンス♪」の出だし「バ」(Eナチュラル音程)は高めに取る。
9. 95小節目からの「スー」「uh--」で伸ばす音はシンコペーションのような妙な抑揚をつけずに
綺麗なハーモニーを作る。
「瀬戸の花嫁」
ここでもマルカートで歌うことをお忘れなく!!
1. [トップ] 115小節目「♪わかいと♪」の「い」を強くしない。
2. [トップ以外] 115小節目「♪わかいと♪」は柔らかくそっと入る。
3. 116小節目「♪しんぱい♪」は「しん」ではっきりとクレシェンドをかける。
120小節目「♪だいじょうぶ♪」でも同じくクレシェンド。
4. [セカンドとバリトン] 124小節目「と」は3拍をしっかり伸ばす。
5. [バス] 125小節目最初の「け」(Gシャープ音程)を正確に取る。
6. 127小節目から主旋律を歌うバリトンと後半バス以外のパートは弱めにする。
7. [トップ] 130小節目「♪おとこ♪」ははっきりと出る。
「夜明けのスキャット」
曲の雰囲気を大切にしましょう。(由紀さおりのイメージを持つ。)
息と体をしっかり使う必要があります。
マルカート、マルカート!
149小節目から152小節目まではトップだけが歌い、バスは153小節目から歌い出すことになりました。
1. [トップとバス] 153小節目から156小節目までの4小節はノーブレスで続ける。
2. [トップとバス] 157小節目からの「♪pon pon pon♪」は急がず、歯切れよく発する。
3. 156小節目「♪ながれーずー♪」のリズムをきっちりと守り「ず」を揃える。
4. ページをめくって167小節目からもフォルテが続く。
(楽譜にフォルテを書き込んでおきたい。)
5. [セカンド] 171小節目最後の「くー」で少しクレシェンドをかける。
6. [セカンドとバリトン] 173小節目「♪あいしあう♪」を丁寧に入る。
「喝采」
1. 192小節目最後からの「♪とーどいたー♪」のシンコペーションのリズムをしっかりと取り
出だしの「と」を揃える。
2. 194小節目「♪しらせ♪」で「し」の入るタイミングに気をつけて揃える。
3. 213小節目「♪もふくのー♪」の「のー」は二分音符の長さを弱めずにしっかりと伸ばす。
「どうにもとまらない」
出だしの「♪うわさをしーんじちゃいけないよー♪」で「をし」と「ない」のリズム(前の十六分音符をきわめて短くする)がなかなか取れませんでした。
まずは自主練習でこのリズムを習得することが、先に進む前提になります。
「愛燦燦」
8分の12拍子のリズムを体で覚えることが大切です。
八分音符が3個でひと塊に考え、1小節に塊が4つはまります。
楽譜に縦棒を書き込んでリズムを理解しましょう。
師匠が手を叩いてリズム取りを助けてくださいましたが、まだまだ正確さに書けます。
これも自主練習が必要かと思われます。
以上
2017年4月9日の練習記録
大久保師匠がご不在で、「LOVE」のこれまでの練習で上手くできなかった箇所を中心に団内で復習を行いました。
最初に「夜明けのスキャット」で「♪pon pon pon♪」のあるトップとバス、それ以外のセカンドとバリトンの組み合わせで、2室に分かれて練習しました。
いつもと異なる組み合わせだと緊張感も幾分違っていたかもしれません。
その後に1回目の全体練習でした。
「♪pon pon pon♪」を含めて「夜明けのスキャット」は概ね良好だったかと思います。
続いて今度はテノール系とベース系に分かれて2室で練習しました。
特にリズム取りの難しい部分を重点的に繰り返し練習して、問題個所を確認しながらリズムも合ってきました。
最後に全体で再集合し、難しかった箇所を確認しながら合わせて修正を繰り返し。
仕上げに、最初からこれまで教わってきたところまでを歌い復習して練習を終えました。
部分的に幾つか注意されたこともありますが、修正されてきましたので特に記録には残しません。
以上
2017年4月1日の練習記録
大久保師匠のご指導で、「LOVE」の続きを練習し後半まで進みました。
「瀬戸の花嫁」は前回の続きで主に130小節目から練習しました。
この曲までの4曲は5月21日の湖北ミニコンで歌いますので、それまでにきっちり仕上げる必要があります。
続く「夜明けのスキャット」は164小節目までで時間切れとなりました。
下記の注意事項がありました。
「瀬戸の花嫁」
繰り返しになりますがマルカートで歌います。
1. 131小節目「♪おとこ♪」でトップは「こ」を2拍、それ以外のパートは「こ」の1拍をしっかり伸ばす。
2. [バス] 131小節目「♪おとこ♪」はバスの音が大切なのでしっかりと出す。
3. [トップ] 140小節目「♪だいじに♪」で「い」(E音程)をはっきりと発する。
また、続く「じ」で下の音符(E音程)は歌わず上(G音程)だけを歌うことにする。
4. [バス] 141小節目「に」(D音程)の音程を確実に取る。
5. [セカンド] 141小節目は前の「♪だいじに♪」を歌った後に続く「♪だいじに♪」が出遅れる。
「に」を歌ったらすぐに次の「だ」を出すように準備する。
「夜明けのスキャット」
157小節目からの「♪pon pon pon♪」の音取り練習で時間が取られました。
楽譜の中に、次の音が上がるのか下がるのかを記入しておきましょう。
1. [バス] 154小節目から155小節目に進むときに楽譜の段が左下へ移動するので、そのようなときには「上がる」と書き込んでおく。
また、156小節目の「♪ル♪」の音程をしっかりと上がる。
2. [セカンドとバリトン] 157小節目では「ル」から「ラ」に変わっており、ここで開放感のある雰囲気を出したい。
3.【重要】[トップとバス] 157~164小節目の「♪pon pon pon♪」では次の小節に移るときに音程が「↑アガル」「↓サガル」を記入して音程を取りやすいようにしておく。
例えば、バスで157小節目と158小節目の間に「下がる」と書き込む。
4. [バス] 小節の始めの音はピアノ伴奏の左手の音と同じ音程が多いので、左手の音との関係をみながら各小節で最初の音を取るなどの工夫をする。
5. [バリトン] 163小節目の「♪ラ♪」の音程が下がりすぎないように注意する。
6. [トップ] 163小節目で2番目の上がる音(Eフラット音程)の音程をしっかり取るとともにこの音を軽く出すようにする。
また、3番目の音は1番目と同じ音程に戻る意識を持つ。
以上です。 by セカンドテナーの記録係